ホシデンが急反落、スマホ向け減速見込み１９年３月期２３％営業減益見透し

　ホシデン<6804>が急反落している。１１日の取引終了後に発表した１９年３月期の連結業績予想で、売上高３１００億円（前期比３．５％増）、営業利益１００億円（同２３．３％減）、純利益７５億円（同２６．７％減）と大幅減益を見込んでいることが嫌気されている。

　引き続きアミューズメント関連向けの機構部品や自動車関連向けの音響部品などは伸長を見込むものの、スマートフォン市場の成長減速が想定されることから、移動体通信向けが減少する見通し。また、為替相場が前期より円高（１ドル＝１０６円）で推移するとみていることもあり、減益を余儀なくされる見通しだ。

　１８年３月期連結決算は売上高２９９４億４０００万円（前の期比９９．５％増）、営業利益１３０億４３００万円（同５．５倍）、純利益１０２億３３００万円（同５．０倍）だった。

出所：みんなの株式（minkabu PRESS）