日立製作所<
6501>が商いを膨らませ、大きく買いが優勢の展開となっている。同社が4月27日取引終了後に発表した19年3月期の連結業績予想は売上高が9兆4000億円(前期比0.3%増)と強含み横ばいを見込み、営業利益は7500億円(同4.9%増)、最終利益は4000億円(同10.2%増)と増益を見込んでいる。不採算事業の整理が利益水準の押し上げに寄与する。前期が大幅増益だったこともあって、19年3月期業績の伸び率鈍化はやむをえないところだが、最終2ケタ増益を継続する見通しとなったことで、買い安心感につながっている。
出所:
みんなの株式(minkabu PRESS)