カチタスは急反発、空き家市場開拓しリノベーションビジネス加速へ
カチタス<8919>は6日ぶり急反発、17日ザラ場に大口の売りが出たものの長い下ヒゲをつけバランスを立て直し、きょうは満を持して切り返しに転じている。日米間の貿易摩擦の問題などを嫌気して主力輸出株に買いが入りにくい環境にあるが、一方で内需系銘柄には根強い買いが入り、とりわけ不動産流動化関連など低金利環境を強みとした中小型株に物色の矛先が向いている。
同社は戸建てのリノベーション販売で業界トップシェアを誇り、業績は18年3月期営業利益段階で前期比40%増益見通しと絶好調だ。地方都市郊外の戸建て住宅を中心に安い値段で仕入れ、リフォームして高く売却するビジネスモデルで、昨年来地方圏の地価が上昇傾向にあるなか追い風が意識される。「地方都市には既に650万戸の空き家があり、さらに年間60万戸ペースで増加している状況。同社にとって市場開拓余地は大きい」(国内中堅証券)との見方が株高を後押ししている。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
同社は戸建てのリノベーション販売で業界トップシェアを誇り、業績は18年3月期営業利益段階で前期比40%増益見通しと絶好調だ。地方都市郊外の戸建て住宅を中心に安い値段で仕入れ、リフォームして高く売却するビジネスモデルで、昨年来地方圏の地価が上昇傾向にあるなか追い風が意識される。「地方都市には既に650万戸の空き家があり、さらに年間60万戸ペースで増加している状況。同社にとって市場開拓余地は大きい」(国内中堅証券)との見方が株高を後押ししている。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)