ルネサスエレクトロニクス<
6723>は主力輸出株全般が弱含みで推移するなか続伸、7%近い上昇をみせた。米株市場で半導体関連株が売りに押されるなか、東京市場でも同関連株への風向きは逆風が意識されている。しかし、同社株は前週12日に年初来安値をつけるなど底値圏にあり、4月に入りこれまで売り主体だった外国人投資家が買い戻しに転じるなか、その象徴株として底値離脱の動きをみせている。18年12月期の業績見通しについて会社側は開示していないが、市場では為替が一段の円高に振れなければ営業利益段階で増益を確保できるとの見方もあるようだ。
出所:
みんなの株式(minkabu PRESS)