RIZAP-G---湘南ベルマーレの連結子会社を発表、サッカーJ1リーグへ参入
RIZAPグループ<2928>は6日、三栄建築設計<3228>と合弁会社メルディアRIZAP湘南スポーツパートナーズ(本社:東京都新宿区)を設立し、本合弁会社により湘南ベルマーレ(本社:神奈川県平塚市)へ出資を行う事を発表。本出資により湘南ベルマーレは本合弁会社の子会社となり、かつRIZAPグループの連結子会社(孫会社)となる。
RIZAPグループでは、中期経営計画で掲げた2021年3月期の連結売上収益3,000億円・連結営業利益350億円の目標達成に向けた、RIZAP事業を中心とする美容・健康関連事業の成長戦略の一環として、「スポーツ分野」および「フード分野」を2大成長分野と位置づけている。この2分野における戦略的投資を集中させ飛躍的成長を実現させる方針としており、2021年3月期におけるスポーツ分野・フード分野における売上高1,000億円以上の達成を目標としている。
この方針の下、スポーツ分野における事業展開の強化施策に着手している。具体的には、昨年12月に連結子会社であるRIZAP(本社:東京都新宿区)によるサッカーやランニング等のスポーツ用品の販売を専門的に行うビーアンドディー(本社:東京都中野区)、各種サポーターの製造販売を行うD&M(本社:東京都台東区)の株式を取得している。加えて、昨年から始動した「RIZAP アスリートプロジェクト」では、これまでボクシングWBA世界ミドル級王者の村田諒太選手をはじめ、多くのアスリートのトレーニングのサポートおよび支援を行っている。
今回スポーツ分野におけるさらなる成長に向けた戦略の一環として、3年間で10億円以上を投資し、湘南ベルマーレの経営基盤および選手育成の強化、最先端技術の活用、選手向けの商品開発およびクラブハウスの充実等によりクラブ経営を発展させる。2020年までに、J1リーグ、天皇杯等でのタイトル獲得、スタジアム収容率No.1を目指すとしている。
また、RIZAPグループの強みであるRIZAP型マーケティングにより湘南地域に根差したクラブ運営をさらに強化する。近年の国民的なスポーツおよび健康志向の盛り上がり、健康寿命増進に向けた各地方自治体のスポーツ・運動への取り組みの活発化を背景に、スポーツ関連事業の強化を今後も積極的に行っていくとしている。
《TN》
提供:フィスコ