MRT---3Q売上収益は33.7%増、通期でも2ケタ増収を見込む
MRT<6034>は13日、2018年3月期第3四半期(2017年4月-2017年12月)連結決算(IFRS)を発表した。売上収益が前年同期比33.7%増の11.30億円、営業利益が同52.9%減の0.97億円、税引前利益が同60.8%減の0.78億円、親会社の所有者に帰属する四半期利益が同71.5%減の0.38億円となった。
関東、東海、関西エリアを中心に営業基盤の強化及び医師や看護師のネットワークの拡大を図り、非常勤医師紹介件数の増加及び前期における連結子会社の増加が寄与し、売上収益は順調に推移した。また、「遠隔診療ポケットドクター」導入拡大に向けて、営業人員及び販売店の強化を図り、人件費及び販売活動に係る費用が増加した。さらに、昨年12月に医師のとも(本社:東京都渋谷区)を連結子会社にすることにより、所属する医師会員数の増加とともに、医師紹介、開業支援、事業承継・M&Aの仲介サービスの強化、女医によるマーケティング、商品開発やメディア掲載など医師に向けたサービスの多様化を積極的に推進した。
2018年3月通期の連結業績予想は、売上収益が前期比31.7%増の15.20億円、営業利益が同80.9%減の0.30億円、税引前利益が同85.9%減の0.20億円、親会社の所有者に帰属する当期利益が同88.7%減の0.10億円とする計画を据え置いている。
《MW》
提供:フィスコ