ハピネット---業界最大手の星光堂から音楽・映像商材の卸売部門を承継。全国ネットの流通網を更に強化
ハピネット<7552>は11日、星光堂から音楽・映像商材の卸売部門を会社分割によって子会社にて承継すると発表した。
今般、音楽や映像のソフト配信の進展等の影響を受け、音楽・映像パッケージ市場は低迷しており、パッケージの卸業界は継続的な受注減少という厳しい環境下にある。その中で、業界最大手の星光堂から音楽・映像商材の卸売事業を承継する事により、市場に密着したサービスの提供、物流機能やシステム等の共通利用の充実を図ることで、両社の強みを活かした全国ネットの流通網を更に強化していく。また、各取引先とより強固な関係を築くとともに、数多くのメーカーとの連携強化により市場拡大を図る考え。
承継予定日は2018年3月1日。承継価格は3,000百万円、承継資産は2,320百万円。
なお、2018年3月期の業績(連結・個別)に与える影響は軽微だが、中長期的には収益の向上に寄与すると見込んでいるとのこと。
《TN》
提供:フィスコ