RS Technologies、中国において合弁会社を設立。中国プライムウェーハのリーディングカンパニー目指す
RS Technologies<3445>は1日、北京有色金属研究総院(GRINM)、福建倉元投資有限責任公司(福建倉元)と3社間の合弁会社(BGRS)設立に合意したと発表。
出資比率は同社45%、北京有色金属研究総院(GRINM)49%、福建倉元投資有限責任公司(福建倉元)6%。今回設立した合弁会社(BGRS)を通じて、北京有色金属研究総院(GRINM)の子会社でプライムウェーハ事業を営む有研半導体材料有限公司(GRITEK)を連結子会社化する。
合弁会社(BGRS)の2018年度12月期の業績は売上高約90億円、営業利益約12億円と予想しており、連結子会社化することで、RS Technologiesの連結決算に反映される見通し。
北京有色金属研究総院(GRINM)は中国国内に98社しかいない国有企業の中の1社で、中国政府との連携が深く、設備投資時やウェーハ販売時に多大な恩恵がある模様。
同社は中・長期的な経営方針において中国半導体マーケットへの参入を掲げており、半導体市場におけるプライムウェーハ製造の市場規模は8,000億円から1兆円と目算している。今後、北京有色金属研究総院(GRINM)と連携し、中国国内でプライムウェーハ、再生ウェーハ及び半導体生産設備の買取販売事業の更なる取引拡大を図り、業績拡大を目指していく方針。
《TN》
提供:フィスコ