フォーサイドは大幅５日続落、事業計画の見直しなど響き１７年１２月期業績予想を下方修正

　フォーサイド<2330>は大幅５日続落となっている。１４日の取引終了後、１７年１２月期の連結業績予想について、売上高を４１億２９００万円から３０億円（前期比３．２倍）へ、営業利益を１億６０００万円から２０００万円（同１６．７％減）へ、純利益を４１００万円から１０００万円（同７０．６％減）へ下方修正したことが嫌気されている。

　Ｍ＆Ａにより３月に子会社化したブレイクの利益率の低い取引を見直したことに加えて、フォーサイドメディアで進めていたベトナムにおけるＳＮＳプラットフォームサービスの今期の開始を見送ったことが響いた。また、１１月に開始を予定していた「ＣＲＯＳＳクラウドファンディング」によるアニメ、ゲームなどのキャラクター商品の販売事業および付随するキャラクター関連事業の開始時期も来期へ見送ることになり、これら事業の先行費用発生が利益を押し下げた。

　なお、同時に発表した第３四半期累計（１～９月）決算は、売上高１９億５１００万円（前年同期比２．４倍）、営業利益４３００万円（同４倍）、純利益３４００万円（同３０．８％減）だった。

出所：みんなの株式（minkabu PRESS）

最終更新日：2017年11月15日 12時43分