サンコーテクノ---2Q主力のファスニング事業が増収増益と順調に推移
サンコーテクノ<3435>は9日、2018年3月期第2四半期(2017年4~9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比3.7%増の75.34億円、営業利益が同1.2%減の4.21億円、経常利益が同5.8%増の4.24億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同4.7%増の2.64億円となった。
ファスニング事業の売上高は前年同期比5.3%増の57.60億円、セグメント利益は同6.2%増の6.82億円となった。各種設備工事等の需要回復に伴い、主力製品である金属系あと施工アンカーの販売は堅調に推移した。また、耐震工事等の減少により低迷していた接着系あと施工アンカーの販売が底入れしたほか、停滞していた太陽光関連等の工事が進捗し、総じて順調に推移した。
機能材事業の売上高は前年同期比1.4%減の17.73億円、セグメント利益は同5.2%減の2.13億円となった。アルコール測定器の販売及び電子基板関連の販売が好調に推移したが、電動油圧工具関連は、国内販売が低調に推移した。
2018年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比5.2%増の163.00億円、営業利益が同6.7%増の12.00億円、経常利益が同6.3%増の11.90億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同1.1%増の8.00億円と期初計画を据え置いている。
《MW》
提供:フィスコ