ニチリンが急反発、第3四半期営業利益は26%増で期末配当の増額修正も発表
ニチリン<5184>が急反発し年初来高値を更新している。9日の取引終了に発表した第3四半期累計(1~9月)連結決算が、売上高434億7200万円(前年同期比17.8%増)、営業利益63億6700万円(同26.4%増)、純利益36億9500万円(同43.4%増)と大幅増収増益となったことに加えて、期末配当を従来予想の24円から26円へ引き上げ、年間配当を44円(従来予想42円)としたことが好感されている。
主要顧客である自動車メーカーの国内販売が回復傾向にあり、海外受注も堅調に推移していることから国内事業が好調だったことに加えて、中国やタイ市場が回復したアジア事業が好調に推移し業績を押し上げた。また、国内を中心に原価低減活動に取り組んだことも奏功した。
なお、17年12月期通期業績予想は、売上高567億円(前期比11.2%増)、営業利益83億円(同25.4%増)、純利益52億円(同42.7%増)の従来見通しを据え置いている。
同時に、12月31日を基準日として1対1.3株の株式分割を実施すると発表しており、これも好材料視されているようだ。株式の流動性を高めることで、投資家層のさらなる拡大を図ることが目的で、効力発生日は来年1月1日の予定。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
主要顧客である自動車メーカーの国内販売が回復傾向にあり、海外受注も堅調に推移していることから国内事業が好調だったことに加えて、中国やタイ市場が回復したアジア事業が好調に推移し業績を押し上げた。また、国内を中心に原価低減活動に取り組んだことも奏功した。
なお、17年12月期通期業績予想は、売上高567億円(前期比11.2%増)、営業利益83億円(同25.4%増)、純利益52億円(同42.7%増)の従来見通しを据え置いている。
同時に、12月31日を基準日として1対1.3株の株式分割を実施すると発表しており、これも好材料視されているようだ。株式の流動性を高めることで、投資家層のさらなる拡大を図ることが目的で、効力発生日は来年1月1日の予定。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)