クラウドワークスは急反発、１７年９月期営業損益は従来予想に比べ赤字幅が縮小して着地

　クラウドワークス<3900>が急反発している。９日取引終了後、集計中の１７年９月期連結について、営業損益が従来予想の４億９０００万円の赤字から３億３５００万円の赤字（前期５億９３００万円の赤字）へ、最終損益が５億円の赤字から３億５４００万円の赤字（同６億４７００万円の赤字）へ上振れたようだと発表しており、これを好感した買いが入っている。

　同社では、クラウドソーシング事業でオンラインのみでマッチングするプラットフォームサービスに加えて、登録ユーザーを同社仲介によりクライアント企業に紹介する新規サービスを複数立ち上げ、ユーザーのニーズに即した事業を展開。これにより、コストを一定に抑制しながらユーザー稼働率および契約金額を向上させ、広告効果の見直しによる収益率向上と業務改善による生産性向上が進んだことが寄与したという。なお、売上高は従来予想の１６億円に対して１５億９００万円（前期比２２．９％増）で着地したようだ。

出所：みんなの株式（minkabu PRESS）