神戸鋼は5日ぶり反発、不祥事発覚から4割強下落で目先底打ちも
神戸製鋼所<5406>が5日ぶりに反発。株価は朝方の寄り付きで一時前週末に比べ31円安の774円まで下落したが、下値には買いが流入。後場に入ってからは一時830円まで値を戻している。前週8日にアルミ製部材などのデータを組織ぐるみ改ざんしていたことが発覚。同データ改ざんは国際問題に発展しつつあることを嫌気する売りが膨らんだ。ただ、不祥事が表面化する前に1360円近辺だった株価は、この日770円台まで急落したことで下落率は4割強に達した。同社のデータ改ざん問題は、主力の鉄鋼事業にもおよぶなど広がりを見せているが、株価面では目先の底打ちからリバウンド狙い買いが入っている様子だ。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
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