日立が異彩の大幅高、選択と集中で18年3月期最終3割増益を評価へ
日立製作所<6501>が全般軟調地合いのなか、商いを膨らませ異彩の大幅高をみせた。同社が12日取引終了後に発表した18年3月期の連結業績予想は、売上高にあたる売上収益が9兆500億円(前期比1.2%減)と微減見通しにあるものの、営業利益は6300億円(同7.3%増)、最終利益は3000億円(同29.7%増)と高水準の変化見込んでいる。
売上収益は小幅に減少する見通しながら、社会・産業システムや情報・通信システム部門など、事業の選択と集中に伴うリストラ効果が利益に反映される見通しにある。営業、最終利益ともに市場コンセンサスを上回ったことから、これが素直に評価された形だ。米国の堅調な消費動向に加え、中国では経済政策効果による安定的な経済成長が予想され、同社の収益には追い風環境となる。想定為替レートは1ドル=110円、1ユーロ=115円。実勢は対ドル、対ユーロともに円安で推移していることもポジティブに作用している。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
売上収益は小幅に減少する見通しながら、社会・産業システムや情報・通信システム部門など、事業の選択と集中に伴うリストラ効果が利益に反映される見通しにある。営業、最終利益ともに市場コンセンサスを上回ったことから、これが素直に評価された形だ。米国の堅調な消費動向に加え、中国では経済政策効果による安定的な経済成長が予想され、同社の収益には追い風環境となる。想定為替レートは1ドル=110円、1ユーロ=115円。実勢は対ドル、対ユーロともに円安で推移していることもポジティブに作用している。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)