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桑山---前期で発生した差損が解消、連結経常利益は前期比91.1%増


桑山<7889>は、11日、2017年3月期連結決算を発表した。2017年3月期連結業績(2016年4月~2017年3月期累計)は、売上高が前期比2.9%減の373.93億円、営業利益が同21.5%増の12.81億円、経常利益が同91.1%増の15.77億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同14.2%増の5.85億円。経常利益を除き会社業績予想に対しては未達となったものの、大幅増益となった。タイ製造拠点の増床や中国第2工場を加えた製造力増強による効果はあったが、経済成長減速で中国における販売量の減少や国際的なダイヤモンド市場の低迷等により小幅減収。前期においては貴金属地金相場の下落に伴い地金製品の販売差損や在庫の期末評価損が発生、収支を大きく圧迫したが、2017年3月期ではこれらが解消、ヘッジ対策も強化され、大幅な営業増益を達成した。これに加えて為替差益が発生、経常利益をさらに押し上げ前期比増減率は91.1%と著しく大きくなっている。また、関係会社であるDaems Giovanni BVBAの財務内容悪化に伴い同社への出資金全額を減損として特別損失に計上したため、親会社に帰属する当期純利益の前期比増加率が経常利益に比べ小幅となった。

2018年3月期の連結業績予想は売上高380.00億円(前期比1.6%増)、営業利益13.00億円(同1.4%増)、経常利益は12.80億円(同18.8%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は7.20億円(同23.0%増)とした。1株当たり配当予想額は18.00円。

《TN》

 提供:フィスコ

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