ラクオリア創薬が大幅続伸、ピロロピリジノン誘導体が欧州で特許査定を受領
ラクオリア創薬<4579>が大幅続伸。11日の取引終了後、同社が創出した選択的ナトリウムチャネル遮断薬の物質特許の一つであるピロロピリジノン誘導体が欧州で特許査定を受領したと発表しており、知的財産権強化につながることから買いが入っているようだ。
同社が創出したナトリウムチャネル遮断薬は、テトロドトキシン感受性(TTX-S)ナトリウムチャネルに対して特異的に作用し、複数の疼痛モデル動物において、高い有効性を示すことが確認されているという。今回の特許査定により、米国、中国に続き欧州にでも当社の知的財産権が強化されることになる。
同時に、17年12月期の連結業績予想について、最終損益を8億円の赤字から7億7800万円の赤字へ上方修正しており、これも好材料視されているようだ。同社の「大学発創薬シーズの実用化に向けた高品質かつ効率的な評価系を構築するための研究開発」事業が16年度「新あいち創造研究会開発補助金」に採択されたことに伴い、補助金額が2167万円に決定したことが要因で、売上高は11億7600万円、営業損益は7億9100万円の赤字で据え置いている。なお、16年12月期は連結決算を行っていないため、前期との比較はない。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
同社が創出したナトリウムチャネル遮断薬は、テトロドトキシン感受性(TTX-S)ナトリウムチャネルに対して特異的に作用し、複数の疼痛モデル動物において、高い有効性を示すことが確認されているという。今回の特許査定により、米国、中国に続き欧州にでも当社の知的財産権が強化されることになる。
同時に、17年12月期の連結業績予想について、最終損益を8億円の赤字から7億7800万円の赤字へ上方修正しており、これも好材料視されているようだ。同社の「大学発創薬シーズの実用化に向けた高品質かつ効率的な評価系を構築するための研究開発」事業が16年度「新あいち創造研究会開発補助金」に採択されたことに伴い、補助金額が2167万円に決定したことが要因で、売上高は11億7600万円、営業損益は7億9100万円の赤字で据え置いている。なお、16年12月期は連結決算を行っていないため、前期との比較はない。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)