三菱UFJが米金融株高に追随し大幅高、金利低下逆風による第3四半期減益決算は織り込み済み
三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>をはじめメガバンクが大幅高に買われている。前週末の米国株市場ではNYダウが大幅高となったが、これはトランプ大統領が金融規制の抜本的見直しを指示する大統領令に署名したことで、ゴールドマン・サックスやシティグループなど金融関連株が軒並み高に買われたことが原動力となった背景がある。この流れが東京市場にも波及した。
また、三菱UFJは前週末3日取引終了後に第3四半期累計の連結決算を発表している。経常収益4兆3190億7000万円(前年同期比0.7%増)、経常利益1兆2122億円(同9.6%減)、最終利益7869億3800万円(同7.7%減)だった。金利低下の影響が融資事業の利ザヤ縮小に反映されたほか、海外事業も円高デメリットが利益押し下げ要因となった。ただ、株価面で減益決算は織り込まれており、四半期ベースでは16年10~12月期の連結経常利益は前年同期比12.5%増の4173億2700万円と2ケタ伸長を確保、収益トレンドは改善傾向を示していることで買い人気を後押ししている。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
また、三菱UFJは前週末3日取引終了後に第3四半期累計の連結決算を発表している。経常収益4兆3190億7000万円(前年同期比0.7%増)、経常利益1兆2122億円(同9.6%減)、最終利益7869億3800万円(同7.7%減)だった。金利低下の影響が融資事業の利ザヤ縮小に反映されたほか、海外事業も円高デメリットが利益押し下げ要因となった。ただ、株価面で減益決算は織り込まれており、四半期ベースでは16年10~12月期の連結経常利益は前年同期比12.5%増の4173億2700万円と2ケタ伸長を確保、収益トレンドは改善傾向を示していることで買い人気を後押ししている。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)