野村、大和証Gはじめ証券株が高い、全体相場の需給面の売り圧力の弱さが追い風
野村ホールディングス<8604>、大和証券グループ本社<8601>などをはじめ証券株が総じて堅調な動き。ここ東京市場でも上値指向の強い展開にあり、きょうはJR九州<9142>の上場も公開価格2600円を上回る水準で推移するなど順調な船出といってよく、証券各社にとってポジティブな環境。売買代金はJR九州効果で膨らんだもので市場エネルギーの乏しさは相変わらずだが、それだけに足もとの上昇は売り物の薄さを証明しており、需給面の軽さが先高期待につながっている。「株価が一段と上昇する局面では売買代金も自然と膨らんでくる」(国内大手証券)との見方で証券会社には追い風環境と捉えられているようだ。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)