イオンが6日ぶり急反落、第1四半期の営業利益5.8%減
イオン<8267>が6日ぶりにマドを開けて急反落、一時6.5%安の1528円まで売り込まれた。同社が6日取引終了後に発表した17年2月期の第1四半期(3~5月)の連結決算は、売上高にあたる営業収益が2兆461億4200万円(前年同期比1.3%増)と増収を確保したものの、本業のもうけを示す営業利益は328億7300万円(同5.8%減)と低調だった。また、熊本地震による特別損失計上で最終損益は62億5400万円の赤字(前年同期50億2000万円の黒字)となった。
消費者の低価格志向が強まるなか、衣料品や日用品の販売が低迷しており利益押し下げ要因となった。通期の業績予想は従来見通しを据え置いているが、通期の営業利益1900億円(前期比7.4%増)予想に対し第1四半期の進捗率は17%強にとどまっており、下振れる可能性を内包している。株価はここ強調展開を続けていたが、足もとの業績悪を受けて目先利益確定の動きを誘発した。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
消費者の低価格志向が強まるなか、衣料品や日用品の販売が低迷しており利益押し下げ要因となった。通期の業績予想は従来見通しを据え置いているが、通期の営業利益1900億円(前期比7.4%増)予想に対し第1四半期の進捗率は17%強にとどまっており、下振れる可能性を内包している。株価はここ強調展開を続けていたが、足もとの業績悪を受けて目先利益確定の動きを誘発した。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)