ナノキャリアがウリ気配、日化薬がNK105の第3相試験で主要評価項目が達成されなかったと発表
ナノキャリア<4571>がウリ気配で推移。5日の取引終了後、日本化薬<4272>が開発を進めている抗がん薬内包高分子ミセルNK105の転移・再発乳がんを対象とした第3相臨床試験において、主要評価項目が達成されなかったと発表したことを受けて、NK105の導出元である同社に失望売りが出ているもよう。また、日化薬も大幅続落となっている。
同試験は、転移・再発乳がんを対象とした、NK105群とパクリタキセル製剤群との週1回投与による有効性・安全性を比較する無作為化・国際共同試験で、主要評価項目は無増悪生存期間の統計学的な非劣性だった。これに対してナノキャリアは「当社の主要パイプラインとは、根幹をなす技術的な相違があること、また、日本化薬とのライセンス契約は当社の独自技術としては初期段階における技術導出であることから、この発表による当社の今期の業績には影響がない」とコメントしている。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
同試験は、転移・再発乳がんを対象とした、NK105群とパクリタキセル製剤群との週1回投与による有効性・安全性を比較する無作為化・国際共同試験で、主要評価項目は無増悪生存期間の統計学的な非劣性だった。これに対してナノキャリアは「当社の主要パイプラインとは、根幹をなす技術的な相違があること、また、日本化薬とのライセンス契約は当社の独自技術としては初期段階における技術導出であることから、この発表による当社の今期の業績には影響がない」とコメントしている。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)