ヤフーが物色人気、ソフトバンクのアリババ追加売却で思惑くすぶる
ヤフー<4689>が商いを伴い上値指向。急落相場のなかで強さを発揮し、5日・25日移動平均線が収斂(しゅうれん)する500円近辺を上に放れてきた。
ソフトバンクグループ<9984>は2日取引開始前に、同社が保有する中国電子商取引大手アリババ集団の株式を追加売却することを発表、売却総額は89億ドル、日本円にして約9700億円に増える見通しとなった。この動きが、返す刀でヤフー株取得に動くのではないかという思惑を誘い、買い人気に反映されているようだ。ヤフーは現在、ソフトバンクグループが約43%出資しているが、約35%を出資する米ヤフーが売却を検討中であることが伝わっており、この受け皿になるとの思惑が市場ではくすぶり続けている。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
最終更新日:2016年06月02日 12時37分
ソフトバンクグループ<9984>は2日取引開始前に、同社が保有する中国電子商取引大手アリババ集団の株式を追加売却することを発表、売却総額は89億ドル、日本円にして約9700億円に増える見通しとなった。この動きが、返す刀でヤフー株取得に動くのではないかという思惑を誘い、買い人気に反映されているようだ。ヤフーは現在、ソフトバンクグループが約43%出資しているが、約35%を出資する米ヤフーが売却を検討中であることが伝わっており、この受け皿になるとの思惑が市場ではくすぶり続けている。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
最終更新日:2016年06月02日 12時37分