ブロッコリーが急反落、１６年２月期業績・配当予想を下方修正

　ブロッコリー<2706>が急反落。９日取引終了後、１６年２月期の単独業績見通しについて、売上高を従来予想の６０億～６８億円から５９億～６３億円（前期比５．７％減～０．７％増）へ、営業利益を同１０億～１５億円から９億～１２億円（同３８．８％減～１８．４％減）へ、純利益を同７億～１０億円から６億～８億円（同３３．７％減～１１．６％減）へ下方修正したことが嫌気されている。上期に他社ライセンス部門などが好調に推移した一方、スマートフォン向けゲームアプリや男性向けコンテンツが苦戦し、計画を下回ったことなどが要因。また。業績予想の修正に伴い、従来５～７円を予定していた期末一括配当を４～５円５０銭に引き下げるとあわせて発表しており、これも弱材料視されている。
　なお、第２四半期累計（３～８月）決算は、売上高２８億２００万円（前年同期比９．１％減）、営業利益３億３５００万円（同５８．３％減）、純利益２億１２００万円（同５７．９％減）だった。

ブロッコリーの株価は９時２９分現在３９１円（▼４８円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）