アウンコンサルティング <
2459> [東証S] が7月5日大引け後(15:30)に非開示だった業績見通しを発表。24年5月期の業績予想は連結最終損益が1億3800万円の赤字(前の期は8900万円の赤字)に赤字幅が拡大する見通しと発表した。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
業績予想につきましては、当社を取り巻く環境変化が激しいことから、合理的な業績予想の算出が困難であるため非開示としておりましたが、現時点で入手可能な情報をもとに公表するものであります。 当社グループは「業績回復」を最優先課題とし、強みである多言語分野で幅広い需要を取り込むことができるよう、グローバルBtoB企業向けのアウトバウンドマーケティング支援(海外進
»続く
出、海外市場向けプロモーションなど)の領域へ重点的に経営資源を配分し、営業活動の強化を行ってまいりました。 インバウンド関連の広告出稿は回復傾向にあるものの、大手グローバルBtoB企業向けのアウトバウンドマーケティング支援(海外支援・海外向けSEOなど)の領域で営業活動を強化したものの、新規受注の低調により、黒字回復までには至らず、減収減益となる見通しです。 また、重要な経営課題である業績の黒字化を実現するために、経営資源の選択と集中を推進すべく、収益性が低下している海外法人(タイ・ベトナム)を解散及び清算することを決定いたしました。これにより、海外法人の清算にかかる費用を特別損失として計上いたします。その他、上記のとおり、営業外収益、営業外費用及び特別損失の計上により、減益となる見込みです。 なお、配当予想については変更ありません。■営業外収益の内容(1)為替差益 為替相場の変動により為替差益8,296千円を営業外収益として計上いたします。これは主に、海外連結子会社への貸付金を2024年5月期末時点の為替相場で評価替えしたことにより生じたものです。 (2)その他営業外収益 特別利子補給助成金、その他助成金及び解約手数料等の雑収入3,488千円をその他営業外収益として、営業外収益に計上いたします。 ■営業外費用の内容(1)付加価値税等 当社の連結子会社AUN PHILIPPINES INC.(アウンフィリピン)が過去に販売した不動産にかかる付加価値税(Value Added Tax:VAT)につきまして、売買契約書の締結から最終売買契約書の締結までの期間が新型コロナウイルス感染症により長期化し、売買契約書締結後に支払ったVATが無効となり、再度、フィリピン税務当局から追加請求の可能性が高い物件に対して、付加価値税等15,971千円を営業外費用として見積計上しております。■特別損失の計上について(1)固定資産の減損損失 現在の事業環境を踏まえ、将来の回収可能性を判断した結果、「固定資産の減損に係る会計基準」に基づき、保有する固定資産の減損処理を行い、3,489千円を特別損失として計上いたします。 (2)子会社清算損 2024年2月26日付け開示資料「連結子会社 (アウンベトナム)の解散及び清算に関するお知らせ」及び、2024年5月17日付け開示資料「連結子会社 (アウンタイランド)の解散及び清算に関するお知らせ」に関しまして、子会社清算損54,050千円を特別損失として計上いたします。 (3)関係会社株式評価損 当社の連結子会社AUN PHILIPPINES INC.(アウンフィリピン)、AUN Vietnam Co., Ltd. (アウンベトナム)及び、AUN Global Marketing Pte.Ltd.(アウンシンガポール)の株式について、業績の低迷などにより株式の実質価値が著しく低下していると認められることから、個別決算において、「金融商品に関する会計基準」に基づき、関係会社株式評価損40,840千円を特別損失として計上いたします。 なお、当該関係会社株式評価損及び貸倒引当金繰入額は当社の個別財務諸表にのみ計上されるものであり、連結決算において相殺消去されるため、連結業績への影響はありません。※営業外収益(投資事業組合運用益11,536千円)及び、法人税等還付税額(5,316千円)につきましては、2024年1月9日に公表しました内容(営業外収益及び法人税等還付税額の計上に関するお知らせ)から変更ありません。(注)業績予想につきましては、現時点で入手可能な情報に基づき当社において判断したものであります。予想には様々な不確定要素が内在しており、実際の業績はこれらの予想数値と異なる場合がございますので、この業績予想に全面的に依拠しての投資等の判断を行うことは差し控えてくださいますようお願い申し上げます。
業績予想の修正
| 決算期 |
売上高 |
営業益 |
経常益 |
最終益 |
修正 1株益 |
修正 1株配 |
発表日 |
| 旧 23.12-05 |
- |
- |
- |
- |
- |
0 |
23/07/14 |
| 新 23.12-05 |
222 |
-48 |
-64 |
-122 |
-16.32 |
0 |
24/07/05 |
| 修正率 |
- |
- |
- |
- |
- |
|
(%) |
| 決算期 |
売上高 |
営業益 |
経常益 |
最終益 |
修正 1株益 |
修正 1株配 |
発表日 |
| 旧 2024.05 |
- |
- |
- |
- |
- |
0 |
23/07/14 |
| 新 2024.05 |
441 |
-92 |
-85 |
-138 |
-18.46 |
0 |
24/07/05 |
| 修正率 |
- |
- |
- |
- |
- |
|
(%) |
※単位:売上高、営業益、経常益、最終益…「百万円」。修正1株益、修正1株配は「円」。率は「%」
※最新予想と従来予想との比較
今期の業績予想
| 決算期 |
売上高 |
営業益 |
経常益 |
最終益 |
修正 1株益 |
修正 1株配 |
発表日 |
| 22.12-05 |
232 |
-16 |
-36 |
-47 |
-6.3 |
0 |
23/07/14 |
| 予 23.12-05 |
222 |
-48 |
-64 |
-122 |
-16.3 |
0 |
24/07/05 |
| 前年同期比 |
-4.3 |
赤拡 |
赤拡 |
赤拡 |
赤拡 |
|
(%) |
| 決算期 |
売上高 |
営業益 |
経常益 |
最終益 |
修正 1株益 |
修正 1株配 |
発表日 |
| 2022.05 |
500 |
-40 |
3 |
4 |
0.5 |
0 |
22/07/15 |
| 2023.05 |
454 |
-71 |
-78 |
-89 |
-11.9 |
0 |
23/07/14 |
| 予 2024.05 |
441 |
-92 |
-85 |
-138 |
-18.5 |
0 |
24/07/05 |
| 前期比 |
-2.9 |
赤拡 |
赤拡 |
赤拡 |
赤拡 |
|
(%) |
※最新予想と前期実績との比較。予想欄「-」は会社側が未発表。
※上記の業績表について
- ・「連」:日本会計基準[連結決算]、「単」:日本会計基準[非連結決算(単独決算)]、「U」:米国会計基準、「I」:国際会計基準(IFRS)、「予」:予想業績、「旧」:修正前の予想業績、「新」:修正後の予想業績、「実」:実績業績、「変」:決算期変更
- ・[連結/非連結]決算区分の変更があった場合は、連続的に業績推移を追えるように、連結と非連結を混在して表示しています。連結と非連結が混在しない場合は、「連」「単」表記は省略します。
- ・決算期表記後の「*」は上場前の決算を示し、2018年以前に新規上場した銘柄では1株あたりの項目は株式分割などによる換算修正は行っていません。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「-」で表記しています。
- ・米国会計基準と国際会計基準では、「経常益」欄の数値は「税引き前利益」を表記しています。
- ・業績予想がレンジで開示された場合は中央値を表記しています。
【注意】「決算速報」「個別銘柄の決算ページ」で配信する最新の業績情報は、東京証券取引所が提供する適時開示情報伝達システム(TDnet)において、上場企業が公表する決算短信と同時に配信されたその企業自身の作成によるXBRL(企業の財務情報を電子開示するための世界標準言語)に基づいたデータをそのまま使用しています。同一の会計基準内で規則変更が行われた場合については、変更は考慮せずに比較を行っています。また、業績予想がレンジで開示された場合はレンジの中央値を予想値として採用しています。なお、この配信されたデータには、新興企業を中心に誤ったデータが配信される場合が希にあります。投資判断の参考にされる場合は、より正確な決算短信のPDFファイルを併せてご確認くださいますようお願いします。