ＮＩＣ、非開示だった今期経常は3％増で2期連続最高益更新へ

となる大型設備投資を計画しております。　その第１弾として平成28年６月１日付「海外子会社の増資に関するお知らせ」のとおり、今後、大きな成長が見込まれるＡＳＥＡＮ地域の生産設備等の「自動化の波」にお応えすべく、更なる事業拡大に向けての機械設備拡充及び資本の充実と財務基盤強化を図ることを目的に、海外子会社への増資〔増資額：６千万タイバーツ（平成28年３月31日現在の為替相場による円換算額：191百万円）〕を決定いたしました。　更に第２弾として平成28年６月16日付「固定資産の取得（新工場建設）に関するお知らせ」で公表いたしましたとおり、今後、IoT（Internet of Things/モノのインターネット）時代を見据え、業務及び生産の効率化、集約化を図り、特にＦＡ装置等の更なる受注拡大を目指す重要な拠点として機能させることを目的に、用地の取得及び新工場の建設（投資総額：約850百万円）を決定いたしました。　以上の諸施策の実施に伴う発生費用額等と、それらが業績に与える影響の精査に若干の時間を要するため、当連結会計年度の業績予想数値は未定としておりましたが、今般、それらを織り込んだ業績予想数値を取り纏めましたので公表することといたしました。　当連結会計年度におけるアルファフレーム部門の業績は、「カクチャ」及び「マーキングシステム」を活用することによって、一般の材料・部品の販売は堅調に推移する見通しであり、継続受注となっているＦＡ装置（ＦＡ：Factory Automation/「自動化・省力化装置」をいう。）等に使用される「アルファ　フレームシステム」の大口案件も、需要の拡大を受けて売上高は大幅に伸長する見込みであります。　装置部門においては、ＦＡ装置、ロボット関連機器及びクリーン装置関連が堅調に推移する見通しであります。特に自動車部品製造企業向けの洗浄装置や検査装置については、多方面のお客様より引き合いをいただいており、一層の受注拡大が見込まれております。　また、クリーン装置関連でも、有機ＥＬやＬＣＤといったフラットパネルディスプレイ製造企業向けの大型カスタムクリーンブース等は、当初予測を上回る引き合いをいただいております。　これらの結果、平成29年３月期の通期連結業績予想数値については、売上高が前連結会計年度比9.7％増の6,776百万円、各利益も当社が株式を上場して以来、最高益となった前連結会計年度を上回る見通しであります。（注）上記に記載しました予想数値は、本資料発表日現在において入手可能な情報に基づいて算出しており、実際の業績等は、今後の様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。