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コネクシオ---3Qも2ケタ営業増益、タブレット販売やスマホへの買替え促進により、販売台数は堅調に推移


コネクシオ<9422>は30日、2018年3月期第3四半期(2017年4-12月)決算を発表した。売上高が前年同期比0.3%増の1,917.15億円、営業利益が同11.2%増の75.89億円、経常利益が同11.2%増の76.59億円、四半期純利益が同11.9%増の50.59億円となった。

コンシューマ事業は、売上高が前年同期比0.9%減の1,775.86億円、営業利益が同13.9%増の92.59億円となった。タブレット販売やスマートフォンへの買替えが伸長し、販売が堅調に推移した。キャリア認定ショップでは、「また来たくなる」魅力あるショップの実現に向けた取組みとして、スマホ教室開催を全国の直営店に展開し顧客満足度の向上に努めた。また、同社独自サービス「nexiplus」はコンテンツ拡充や新機能追加により、新規会員獲得と継続利用の促進に注力した。また、店舗の改装を積極的に推進した。

法人事業は、売上高が前年同期比18.1%増の141.29億円、営業利益が同11.4%減の12.82億円となった。企業のスマートフォン導入の広がりを受け、モバイルヘルプデスクや端末設定サービス(キッティング)の取引拡大とともに、体制強化を進めた。一方で、プリペイドカードの販売は、取引条件の見直しにより、収益が減少した。IoTソリューションは、実証実験による導入支援に加えて、パートナー企業と連携し本格的な量産受注に繋げるなど、顧客開拓を着実に進めている。

2018年3月期通期の業績予想は、売上高が前期比2.9%減の2,525億円、営業利益が同0.2%増の100億円、経常利益が同0.5%増の101億円、当期純利益が同0.5%増の65億円とする6期連続の営業・経常増益となる期初計画を据え置いている。進捗は売上高75.9%、営業利益75.9%、経常利益75.8%、四半期純利益77.8%と順調に推移、中期目標である営業利益100億円の達成を目指す。

なお、配当予想は、期末配当金が「設立20周年記念配当」5円を含めた35円を予定している。これにより、年間配当金は65円(予想配当性向44.7%)、5期連続増配となる予定。

《TN》

 提供:フィスコ

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