イオン---3Q営業利益5.6%増、8事業中6事業が増益に
イオン<8267>は11日、2017年2月期第3四半期(16年3-11月)決算を発表。営業収益が前年同期比1.1%増の6兆0998.60億円、営業利益が同5.6%増の853.76億円、経常利益が同3.7%増の850.40億円、四半期純損失が172.56億円(前年同期は174.74億円の損失)だった。
8事業中6事業(SM・DS(スーパーマーケット・ディスカウントストア)事業、総合金融事業、ドラッグ・ファーマシー事業、サービス・専門店事業、小型店事業、ディベロッパー事業)が増益となり、連結業績に寄与。顧客ニーズやライフスタイルの変化に対応し、過年度より事業ポートフォリオの多様化を推進してきたことが奏功した。なお、四半期純損失については、当第3四半期連結会計期間において前年同期と比較し、77.20億円の増益となり大幅な改善を達成している。
17年2月期通期については、営業収益が前期比2.7%増の8兆4000.00億円、営業利益が同7.4%増の1900.00億円、経常利益が同3.0%増の1850.00億円、当期純利益が同66.4%増の100.00億円とする期初計画を据え置いている。
《TN》
提供:フィスコ