スズキは大幅反発、18年3月期は増収減益を予想も上振れに期待高まる
スズキ<7269>が大幅反発し年初来高値を更新している。前週末12日の取引終了後に発表した18年3月期の連結業績予想は、売上高3兆4000億円(前期比7.3%増)、営業利益2400億円(同10.0%減)、純利益1450億円(同9.4%減)と増収減益を見込むものの、減益幅が市場の想定の範囲内であることに加え、想定為替レートを1ドル=110円(前期実績108円)、1ユーロ=115円(同119円)としていることから、上振れ期待も働いているようだ。
四輪車の世界販売台数は前期比5%増の307万1000台を見込んでおり、インドで同8%増を見込むほか、ASEANや欧州などの拡販が寄与する見通し。また、二輪車の世界販売も同4%増の141万9000台を予想しており、販売台数の増加で増収を確保するが、研究開発費や減価償却費などの拡大が利益を圧迫する見込みだ。
なお、17年3月期決算は、売上高3兆1695億4200万円(前の期比0.3%減)、営業利益2666億8500万円(同36.5%増)、純利益1599億5600万円(同37.1%増)となり、各利益は過去最高を記録した。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
四輪車の世界販売台数は前期比5%増の307万1000台を見込んでおり、インドで同8%増を見込むほか、ASEANや欧州などの拡販が寄与する見通し。また、二輪車の世界販売も同4%増の141万9000台を予想しており、販売台数の増加で増収を確保するが、研究開発費や減価償却費などの拡大が利益を圧迫する見込みだ。
なお、17年3月期決算は、売上高3兆1695億4200万円(前の期比0.3%減)、営業利益2666億8500万円(同36.5%増)、純利益1599億5600万円(同37.1%増)となり、各利益は過去最高を記録した。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)