ネオスが大幅続落、不採算プロジェクト発生などで１８年２月期業績は計画下振れ

　ネオス<3627>が大幅続落している。前週末２日の取引終了後、集計中の１８年２月期連結業績について、売上高が従来予想の５５億円から４９億６５００万円（前の期比６．１％減）へ、営業損益が５０００万円の黒字から３億２７００万円の赤字（前期２億７１００万円の赤字）へ、最終損益が４０００万円の黒字から５億３８００万円の赤字（同３億５８００万円の赤字）へ下振れたようだと発表しており、これを嫌気した売りが出ている。

　前の期以来、新たな法人向けサービスやコンシューマ向けサービスの立ち上げに注力してきたものの、競争の激化や、予想以上に法人導入に時間を要するものなどが発生し、売上高が計画未達となったことが下振れの要因という。また、ソリューション案件の取り込み拡大を図る中で、仕様調整などに時間を要し開発工数が予定を上回る不採算プロジェクトが発生したことも響いたとしている。なお同時に、従来１円５０銭を予定していた期末一括配当を無配にするとあわせて発表した。

出所：みんなの株式（minkabu PRESS）