ニッソウ---3Q売上高36.08億円、既存事業の強化に加え、新規の不動産事業への取組みを推進
ニッソウ<1444>は13日、2024年7月期第3四半期(23年8月-24年4月)決算を発表した。売上高が36.08億円、営業利益が0.88億円、経常利益が1.03億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が0.66億円となった。前年度末より連結財務諸表を作成しているため、対前年同四半期増減率については記載していない。
同社グループは、新規顧客の獲得や、様々な手法を織り交ぜた人材採用活動、採用した従業員に対する教育体制の強化など既存事業を強化するとともに、新規事業として不動産事業を営む日本リゾートバンクが事業を開始するなど、新たな領域への取組みも図ってきた。
リフォーム事業については、新規顧客を開拓し、また2023年7月期に子会社化したヤナ・コーポレーションの損益計算書を第1四半期から連結したこと等により、完成工事高は33.49億円、営業利益は0.75億円となった。
不動産事業については、2023年7月期に同社が100%出資で設立した子会社である日本リゾートバンクの事業が開始し、同社グループにおいて不動産販売、仲介を行うことができたため、売上高は2.59億円、営業利益は0.10億円となった。
2024年7月期通期については、同日、連結業績予想の修正を発表した。売上高が前期比14.6%増の47.75億円、営業利益が同39.2%減の0.90億円、経常利益が同26.2%減の1.05億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同0.3%減の0.69億円としている。
《SI》
提供:フィスコ