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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(3):クラボウ、ライフコーポ、ビプロジー

クラボウ <日足> 「株探」多機能チャートより
■クラボウ <3106>  9,080円  +120 円 (+1.3%)  本日終値
 クラボウ<3106>は続伸。英投資ファンドのアセット・バリュー・インベスターズ(AVI)が9日付で関東財務局に提出した大量保有報告書で、クラボウ株を5.02%取得したことが判明した。保有目的は「純投資及び重要提案行為等を行うこと」とし、「持続的な企業価値の向上に向けた重要提案行為等を行う可能性がある」とした。報告義務発生日は2025年12月29日。これを受けて思惑的な買いが入ったようだ。

■ライフコーポレーション <8194>  2,536円  +28 円 (+1.1%)  本日終値
 ライフコーポレーション<8194>は後場も強含みで推移。この日発表した第3四半期累計(3~11月)連結決算が、売上高6594億3200万円(前年同期比4.2%増)、営業利益192億100万円(同8.5%増)、純利益129億1200万円(同0.8%増)と増収増益となったことが好感された。期中に4店舗を新規に出店(閉店は2店舗)したことに加えて、ネットスーパーの拡大や「BIO-RAL」などのプライベートブランド商品の強化、鮮度・おいしさを追求した商品施策などを実施した結果、既存店売上高が前年同期比2.9%増と伸長したことが寄与した。また、カイゼン活動による生産性の向上や物件費最適化の取り組みを推進したことも貢献した。なお、26年2月期通期業績予想は、売上高8850億円(前期比4.1%増)、営業利益257億円(同1.7%増)、純利益180億円(同0.3%増)の従来見通しを据え置いている。

■BIPROGY <8056>  5,544円  +47 円 (+0.9%)  本日終値
 BIPROGY<8056>が3日続伸。前週末9日の取引終了後に、自社株170万3900株(消却前発行済み株数の1.69%)を3月25日付で消却すると発表しており、好材料視された。なお、消却後の発行済み株数は9895万9624株となる。

■日本ライフライン <7575>  1,613円  +11 円 (+0.7%)  本日終値
 日本ライフライン<7575>が4日ぶりに反発。午前10時30分ごろ、自社開発品の心房中隔穿刺用高周波ワイヤ「XEROstar(ゼロスター)」について、薬事承認を取得したと発表しており、業績への貢献を期待した買いが入った。同社は、13年から海外メーカー製の心房中隔穿刺を国内で独占販売し、国内の心房細動症例の90%以上をカバーしていたが、供給元のM&Aに伴い取り扱い終了を余儀なくされていた。その後、自社開発に取り組んできたが、今回の承認取得で上市するメドが立ったことになり、26年3月以降のフルリリースを予定している。なお、26年3月期業績への影響は軽微としている。

■コシダカHD <2157>  1,182円  -72 円 (-5.7%)  本日終値  東証プライム 下落率2位
 コシダカホールディングス<2157>は反落。前週末9日取引終了後に発表した第1四半期(25年9~11月)連結決算は売上高が163億5400万円(前年同期比8.3%増)、営業利益は2億9200万円(同59.9%減)だった。大幅減益を嫌気した売りが出た。積極出店を継続したものの前期大型コラボ案件の反動で既存店は減収に。人件費や水光熱費の管理適正化で費用率低減も、その他の固定費増加で利益が押し下げられた。「厚木ビスタホテル」の売却に伴う特別利益の計上により、純利益は6億6800万円(同41.8%増)と大幅なプラスで着地した。

■トライアル <141A>  2,998円  -92 円 (-3.0%)  本日終値
 トライアルホールディングス<141A>が反落。前週末9日の取引終了後に発表した25年12月度の月次売上高速報で、既存店売上高が前年同月比0.2%減と3カ月ぶりに前年実績を下回ったことが嫌気された。中旬に気温が前年を大きく上回る暖かい日が続いたことで、冬物季節商品が軟調だった。また、前年12月にあったポイントアップイベント「周年祭」1日分(日曜日)が今年はなかったことも響いた。なお、全店売上高は同7.7%増だった。

■コーナン商事 <7516>  3,890円  -110 円 (-2.8%)  本日終値
 コーナン商事<7516>が3日続落。前週末9日の取引終了後に、26年2月期の連結業績予想について、売上高を5236億円から5166億円(前期比3.0%増)へ、営業利益を256億円から212億5000万円(同15.0%減)へ、純利益を145億円から120億円(同15.6%減)へ下方修正したことが嫌気された。PRO商材や日曜消耗品などが牽引し増収は確保するものの、年度を通して物価上昇による消費マインドの低迷が続き売り上げが伸び悩んでいることに加えて、価格転嫁の抑制などが要因としている。なお、同時に発表した第3四半期累計(3~11月)決算は、売上高3911億800万円(前年同期比3.3%増)、営業利益185億100万円(同11.0%減)、純利益109億700万円(同6.7%減)だった。

■安川電機 <6506>  4,921円  -105 円 (-2.1%)  本日終値
 安川電機<6506>は朝高後に一時下げに転じた。同社は前営業日となる9日の取引終了後、26年2月期第3四半期累計(3~11月)の連結決算を発表。売上高は前年同期比0.4%増の3952億2700万円、営業利益は同3.3%減の331億9500万円、最終利益は同43.8%減の255億4400万円だった。9~11月期は売上高が2%増となり受注が増加した一方、営業利益は13%減、最終利益は74%減となった。衆院解散・総選挙の検討報道を受けて日経平均株価が大幅高となるなか、寄り付き直後は全体相場にツレ高する動きとなったが、収益性の低下を懸念した売りが株価の重荷となった。3~11月期においては新規受注を確実に売り上げにつないだ一方、ロボットセグメントでのミックスの影響で営業減益となった。最終利益は前期に株式の譲渡に伴う利益計上などがあった反動が出た。9~11月の受注は前年同期比15%増の1385億円。地域別では米州が61%増と大きく伸びたほか、中国が25%増となった。売上高と営業利益はともにほぼ想定通りの着地となったとして、安川電は通期の業績予想を据え置いた。想定為替レートも1ドル=145円、1ユーロ=160円、1元=20円で変更はない。

■バリュエンス <9270>  1,609円  +300 円 (+22.9%) ストップ高   本日終値
 バリュエンスホールディングス<9270>がストップ高。ブランド品や貴金属などの買取・販売を行うが、足もとの業績は絶好調だ。利益採算を重視した仕入れ方針に加え、広告宣伝なども効率性を重視して利益の伸びに反映させ、会社側の期初計画を大幅に上回って推移している。前週末9日取引終了後に26年8月期業績予想の修正を発表、営業利益は従来予想の19億円から40億円(前期比2.8倍)に増額した。7期ぶりの過去最高利益更新となる見通し。好業績を背景に今期年間配当も従来計画の倍となる30円(前期実績は10円)とすることも併せて発表。株価は前週末に長い上ヒゲで1525円の昨年来高値を形成していたが、きょうはここを通過点に一段の上値が見込まれる状況にある。

■岡本硝子 <7746>  501円  +80 円 (+19.0%) ストップ高   本日終値
 岡本硝子<7746>がストップ高。前週末9日の取引終了後、同社などが開発した深海用環境モニタリング探査機「江戸っ子1号」が、2月にかけて南鳥島沖で行われる世界初のレアアース泥採泥試験における海洋環境影響評価のモニタリングシステムとして使用されることになったと発表しており、これを好感した買いが入った。同試験は、内閣府主導の戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第3期の枠組みのもとで推進される国家プロジェクトの一環で、日本の排他的経済水域である南鳥島沖において、水深6000メートルでの作業を想定した世界初の技術実証が行われる予定。海洋研究開発機構保有の観測船「ちきゅう」に「江戸っ子1号」シリーズから、新規製作機であるCOEDO13インチ6000メートル仕様機4台を艤装して1月11日に出航しており、資源、環境、安全保障を横断的に捉えた取り組みとして注目されている。

●ストップ高銘柄
 VALUENEX <4422>  1,358円  +600 円 (+79.2%) ストップ高   本日終値
 東邦亜鉛 <5707>  1,359円  +300 円 (+28.3%) ストップ高   本日終値
 アサカ理研 <5724>  4,260円  +700 円 (+19.7%) ストップ高   本日終値
 など、11銘柄

●ストップ安銘柄
 デルタフライ <4598>  371円  -80 円 (-17.7%) ストップ安   本日終値
 以上、1銘柄

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