【市況】株価指数先物【寄り前】 5万2000円処で底堅さ意識されるか、膠着感の強い展開に
大阪3月限ナイトセッション
日経225先物 51990 -20 (-0.03%)
TOPIX先物 3511.5 -2.0 (-0.05%)
シカゴ日経平均先物 51995 -15
(注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)
7日の米国市場は、NYダウ、 S&P500が下落した一方で、ナスダックは上昇。買いが先行して始まったが、NYダウが連日で史上最高値を更新していたこともあり、高値警戒感から利益確定の売りが出やすかった。2025年11月の米雇用動態調査(JOLTS)の求人件数が予想を下回ったほか、25年12月の米ADP雇用統計は非農業部門の雇用者数が予想に届かなかった。9日発表の12月の米雇用統計を見極めたいとして、積極的な売買は手控えられている。世界最大級のテクノロジー見本市「CES 2026」での相次ぐ発表を受けて半導体・AI(人工知能)関連株の一角が買われ、ナスダック指数は3日続伸。
NYダウ構成銘柄ではアムジェン<AMGN>、セールスフォース<CRM>、マイクロソフト<MSFT>、ジョンソン・エンド・ジョンソン<JNJ>、エヌビディア<NVDA>が買われた。半面、キャタピラー<CAT>、ナイキ<NKE>、ハネウェル・インターナショナル<HON>、シャーウィン・ウィリアムズ<SHW>、JPモルガン・チェース<JPM>が軟調。
シカゴ日経平均先物(3月限)清算値は大阪比15円安の5万1995円だった。日経225先物(3月限)のナイトセッションは日中比40円高の5万2050円で始まった。寄り付き後は軟化し、5万1900円まで売られ、売り一巡後は買い戻されて5万2140円まで切り返す場面もみられた。ただ、動意薄のなかで米国市場の取引開始後も5万1900円~5万2140円辺りで保ち合いが続き、日中比20円安の5万1990円でナイトセッションを終えた。
日経225先物はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、膠着感の強い展開になりそうだ。ナイトセッションは狭いレンジでの推移が続いており、ボリンジャーバンドの+2σ(5万2250円)を下回る値動きだった。5万2000円水準での底堅さが意識され押し目狙いのロング対応に向かわせそうだが、同バンドが抵抗線として意識されやすく、積極的なロングは手控えられやすいだろう。
+2σが抵抗となるようだと+1σ(5万1400円)とのレンジに移行する可能性もあるため、まずはオプション権利行使価格の5万2000円を中心とした上下の権利行使価格である、5万1750円から5万2250円のレンジを想定する。5万2000円処で底堅さがみられるようであれば、+2σ水準での攻防が意識され、5万2000円から5万2500円のレンジに移行することになりそうだ。
5万2000円水準では強弱感が対立しやすいが、基本的には5万2000円を下回る局面では押し目狙いのロング対応とし、その後のショートカバー狙いのスタンスとみておきたい。
7日の米VIX指数は15.38(6日は14.75)に上昇した。15.48まで上昇する場面もみられたが、下向きで推移する25日移動平均線(15.37)が抵抗線として意識されている。リスク選好は継続しそうだが、同線を明確に上抜けてくると、75日線(17.46)辺りが射程に入ってくるため、やや神経質にさせそうだ。
昨日のNT倍率は先物中心限月で14.80倍に低下した。14.88倍まで上昇する場面もみられたが、75日線(14.88倍)に上値を抑えられる形だった。ただ、下値は25日線(14.80倍)が支持線として意識されているため、NTスプレッドは狙いにくいところだった。米国市場ではナスダック指数が3日続伸しており、25日線近辺ではNTロングを組成する動きが意識されよう。
株探ニュース

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