【特集】新春3大テーマを追う(1)スポーツ「ビッグイベント目白押し」 <株探トップ特集>
今年はビッグイベントが続き、スポーツ人気の高まりが期待できる。新しくスポーツを始める人や観戦する人が増えることで恩恵を受ける銘柄をピックアップした。―「スポーツ」「国家戦略技術」「エンターテインメント」の有望株をセレクト―
2026年相場は日銀の追加利上げや米国をはじめとする世界景気の動向を横にらみに、神経質な値動きを強いられる場面があるかもしれない。米ビッグテックの巨額投資を懸念したAIバブル議論も引き続き意識されそうで、これにAI・半導体関連の主力銘柄が翻弄され、その指数寄与度の高さから全体相場が揺さぶられる展開も十分想定される。ただ、こうしたなかでも相場の流れをうまく見極めれば活路は開ける。有力な投資テーマから個別株物色の手掛かりを探るのが有効だろう。新春特集として「スポーツ」「国家戦略技術」「エンターテインメント」の注目の3テーマを選抜した。活躍が期待される有望株をそれぞれ紹介していく。第1回は「スポーツ」を取り上げる。
(1)【スポーツ】
関連消費拡大に期待
26年は2月にミラノ・コルティナ冬季五輪、3月にワールド・ベースボール・クラシック(WBC)、6月から7月にかけてサッカー・ワールドカップ(W杯)が開催される予定であり、スポーツのビッグイベントが目白押しとなっている。昨今の日本人選手の活躍や前回大会における日本代表の好成績は記憶に新しく、今年も各大会での奮闘が期待できる。選手の活躍をきっかけにスポーツ人気が高まれば、ユニフォーム・応援グッズの購入やプロスポーツの試合観戦などの経済活動が盛り上がり、関連企業の成長につながりそうだ。
●ミズノ <8022> [東証P]~ビッグイベントとの関わりが深い好業績銘柄
スポーツ用品大手。26年3月期は過去最高業績の連続更新を目指すなか、上期は原価低減・価格転嫁やフットボールシューズなど高粗利商品の売り上げ拡大を通じ史上最高の営業利益率を達成し、事業規模の拡大と収益性の向上を両立させている。WBCを戦う侍ジャパンのオフィシャルグッズを展開、W杯のあるサッカーで多くの有力プレイヤーとアンバサダー契約を締結済みなどビッグイベントとの関わりが深い。また、26年シーズンのフィギュアスケート日本代表が着用するオフィシャルウェアの製作も同社が手掛けている。
●KNT-CTホールディングス <9726> [東証S]~第2四半期営業益倍増のスポーツに強い旅行会社
近鉄系の旅行業界大手。日本オリンピック委員会(JOC)とTEAM JAPAN公式旅行代理店契約を締結しており、冬季五輪の観戦ツアーを企画・展開する。26年3月期上期営業利益は大幅増益となっており、特に足もとの第2四半期(7~9月)の営業利益は前年同期比2.3倍に膨らんだ。例年業績に大きく貢献する第3四半期(10~12月)は、10月が2ケタの増収と今後に期待を持てるスタートを切った。傘下の近畿日本ツーリストは長年にわたり数多くのスポーツビジネスをサポートしており、スポーツイヤーの恩恵をつかみ取る十分な知識・経験を有している。
●エムアップホールディングス <3661> [東証P]~電子チケットで恩恵も
主力事業であるファンクラブサイトの運営を中心としたデジタル会員サービスに加え、電子チケット事業を手掛けている。同事業は音楽領域のみならず、プロスポーツの試合チケットの販売・リセールやデジタルカードコレクションなどを展開しており、スポーツ人気の高まりをきっかけに収益の裾野の更なる広がりが期待できる。26年3月期は過去最高業績の連続更新を見込むなかで、大幅な増収増益となった上期の決算発表と同時に通期業績予想を上方修正したが、営業利益の進捗率はなお前期の水準を上回っている。
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