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【市況】株価指数先物【昼】 5万円を上回り25日線水準での底堅さが意識される


 日経225先物は11時30分時点、前日比570円安の5万0190円(-1.12%)前後で推移。寄り付きは5万0030円とシカゴ日経平均先物清算値(5万0010円)にサヤ寄せする形から、売り先行で始まった。直後につけた4万9990円を安値に押し目待ち狙いのロングが優勢となり、中盤にかけて5万0420円まで下落幅を縮めた。買い一巡後は5万0120円~5万0240円辺りでの保ち合いを継続。

 日経225先物は一時5万円の大台を割り込んだ後は支持線として意識されている25日移動平均線(5万0140円)を上回っての推移が目立つ。アドバンテスト<6857>[東証P]、やソフトバンクグループ<9984>[東証P]の下げが重荷になるものの、日経平均株価は5万円をキープしており、25日線(5万0080円)水準での底堅さがみられている。先物市場も5万円を上回り、25日線水準での底堅さが意識されるなかで、ショートは仕掛けにくいところであろう。

 NT倍率は先物中心限月で14.65倍に低下した。支持線として意識されていた75日線(14.72倍)を下回って始まり、ボリンジャーバンドの-2σ(14.61倍)に接近。トレンドは下向きであるが、-2σに接近してきたことで、NTショートを巻き戻す動きは意識しておきたい。

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