【注目】ＦＲＢの利下げは債券より株式を下支えとの見方

　ＦＲＢの利下げは債券よりも株式を下支えするとの見方が一部から出ている。ＦＲＢが来週のＦＯＭＣで、長期の据え置き後に利下げを再開する場合、債券よりも株式を下支えする傾向があるという。

　ＦＲＢは１年前に利下げを開始し、今年の１月に一旦中断したが、雇用の弱さが鮮明となる中、来週には利下げを再開すると広く予想されている。

　「それは株式の強気相場を下支えする一方、利回りは今後１年間はレンジ内で推移する可能性が高い」と指摘。ポートフォリオの株式への配分を増やすことは理に適っているという。

　ただし、今後の四半期で景気と企業業績が低迷するリスクがあるため、企業のファンダメンタルズには注意を払う必要があるとも警告した。

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美

株探ニュース