【特集】「石油」が11位にランクイン、イスラエル・イラン交戦激化でWTI価格急伸<注目テーマ>

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みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「石油」が11位にランクインしている。
イスラエルとイランによる軍事衝突が激化するなか、石油関連株への関心が高まっている。イスラエルは13日にイランの核関連施設などを攻撃した。これに対して、イランはイスラエルへの報復を実施。両国による交戦は激しさを増しており、中東地域の地政学リスクが高まるとともに、原油供給に対する不安が膨らんでいる。13日の米原油先物相場はWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の7月限が前日比4.94ドル高の1バレル=72.98ドルに上昇。12日の時間外取引では77.62ドルと1月以来、約5カ月ぶりの水準に値を上げている。この原油価格上昇受け、INPEX<1605>や石油資源開発<1662>、ENEOSホールディングス<5020>、コスモエネルギーホールディングス<5021>といった石油関連株に買いが流入している。更に、石油開発に関係する三菱商事<8058>や三井物産<8031>、丸紅<8002>といった大手商社、日揮ホールディングス<1963>や千代田化工建設<6366>、東洋エンジニアリング<6330>といったプラント関連株、それにWTI原油価格連動型上場投信<1671>やNEXT NOTES ドバイ原油先物 ダブル・ブル ETN<2038>といった石油関連ETF・ETNなどが注目されている。
出所:MINKABU PRESS