【材料】マケッソン、混乱を乗り切る態勢にあるとの指摘=米国株個別
(NY時間11:02)(日本時間00:02)
マケッソン<MCK> 668.29(-14.82 -2.17%)
バロンズ紙は週末のコラムで、医薬品卸のマケッソン<MKC>は経済の混乱を乗り切る態勢にあると報じた。同社の医薬品流通事業は安定した需要に加え、一般的に利益率のより高い特殊製品からの恩恵を受けるという。
高齢化が進む米国では医薬品に対する需要が高まっており、減量のためにGLP-1受容体作動薬を服用する国民も増えており、医薬品は不況時にも消費者の支出削減対象になりにくい品目の1つだという。
同社の利益率は約1%と極めて低いが、それによって薬価引き下げを求める政治的圧力から守られているとも指摘している。一般的に利益率が高めの抗がん剤や特殊薬品分野への事業拡大を進めている点にも言及していた。
ただ、全体の地合いが悪化する中、本日も同社株は下落。
【企業概要】
米国でバイオ医薬品企業・医療提供者・薬局・製造業者・政府などと提携し、多角的な医療サービスを提供する。OTC医薬品・ヘルスケア関連製品とサービスの販売、処方技術ソリューション、医療・外科ソリューションを提供するほか、欧州・カナダで小売薬局を所有・提携・フランチャイズする。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
マケッソン<MCK> 668.29(-14.82 -2.17%)
バロンズ紙は週末のコラムで、医薬品卸のマケッソン<MKC>は経済の混乱を乗り切る態勢にあると報じた。同社の医薬品流通事業は安定した需要に加え、一般的に利益率のより高い特殊製品からの恩恵を受けるという。
高齢化が進む米国では医薬品に対する需要が高まっており、減量のためにGLP-1受容体作動薬を服用する国民も増えており、医薬品は不況時にも消費者の支出削減対象になりにくい品目の1つだという。
同社の利益率は約1%と極めて低いが、それによって薬価引き下げを求める政治的圧力から守られているとも指摘している。一般的に利益率が高めの抗がん剤や特殊薬品分野への事業拡大を進めている点にも言及していた。
ただ、全体の地合いが悪化する中、本日も同社株は下落。
【企業概要】
米国でバイオ医薬品企業・医療提供者・薬局・製造業者・政府などと提携し、多角的な医療サービスを提供する。OTC医薬品・ヘルスケア関連製品とサービスの販売、処方技術ソリューション、医療・外科ソリューションを提供するほか、欧州・カナダで小売薬局を所有・提携・フランチャイズする。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース