市場ニュース

戻る
 

【材料】アップル、バロンズ紙がますます隠れ場所がない状況と指摘=米国株個別

(NY時間10:35)(日本時間23:35)
アップル<AAPL> 181.56(-6.82 -3.62%)

 本日も市場は大荒れの様相の中、アップル<AAPL>も売りが続いており、3日続落している。バロンズ紙が週末のコラムで、同社はますます隠れ場所がない状況になりつつあり、トランプ大統領の新たな関税措置は問題の1つに過ぎないと報じた。

 同社は2024年度の売上高の60%余りを米国外から得ている。つまり、顧客の大半が独自の関税を課す可能性のある外国に住んでいるということだと言及。他国がデジタルサービス税で対抗する場合、同社は急成長中のサービス事業が損なわれ、打撃を受けることになる。同社をはじめとする米国の象徴的なブランドは、世界的な反米感情の高まりの影響も受けやすいという。

 同社は、中国、インド、日本、韓国、台湾、ベトナムにまたがるサプライチェーンに依存。同社もこれまで、貿易規制が設けられれば打撃を受けると繰り返し警告していた。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

株探ニュース

株探からのお知らせ

    日経平均