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【材料】<動意株・27日>(前引け)=太洋テクノ、リベルタ、イマジニア

太洋テクノ <日足> 「株探」多機能チャートより
 太洋テクノレックス<6663>=急速人気に大幅高。同社は26日取引終了後、横河電機<6841>子会社の横河商事と、自社が製造する外観検査装置及びFA・自動化などに関する販売店契約を締結したと発表。これが材料視されているようだ。横河商事は、全国各地に支店や支社、営業所などを持つ全国的な販売ネットワークを構える総合商社。太洋テクノは今回の契約により、更なる販売活動の強化を目指すとしている。

 リベルタ<4935>=物色人気に反発。同社はコスメ、トイレタリー、機能衣料品などの企画販売を行っており、業績も25年12月期は急回復を見込んでいる。機能衣料品では冷感衣料が好調で収益に貢献している。そうしたなか、26日取引終了後に機能衣料ブランド「FREEZE TECH」の「衣類用冷感ミスト」について、「冷感剤組成物」に関する国内特許を取得したことを発表、これを評価する買いを呼び込む形となった。株価は年初に急落した後、3月以降は一貫して底値圏でのもみ合いを続けており、売り物が相応にこなれていたことで上値も軽くなっていた。

 イマジニア<4644>=強含む。26日の取引終了後、25年3月期の連結業績・配当予想の修正について発表した。売上高予想を従来の見通しから2億6000万円増額して64億6000万円(前期比8.4%増)、最終利益予想を1億3000万円増額して5億9000万円(同41.8%増)に引き上げた。また期末配当予想について、従来の見通しに特別配当10円を加える形で32円50銭に見直しており、これらを好感した買いが入った。年間配当予想は特別配当10円を含めて55円(前期は45円)となる。投資有価証券売却益や受取配当金などの金融収益が計画を上回った。営業利益予想は据え置いている。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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