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【市況】24日の米株式市場の概況、NYダウ597ドル高 関税政策巡る悲観和らぐ

NYダウ <日足> 「株探」多機能チャートより
 24日の米株式市場で、NYダウは前週末比597.97ドル高の4万2583.32ドルと大幅続伸した。4月2日に発動を予定する関税について、自動車や半導体に関して盛り込まれない可能性が報じられた。対象国が絞られるとの報道もあって、関税政策の影響を巡る悲観的な見方が後退し、買い戻しを誘った。

 ホーム・デポ<HD>やゴールドマン・サックス・グループ<GS>、JPモルガン・チェース<JPM>が買われ、アメリカン・エキスプレス<AXP>やビザ<V>が堅調推移。フェデックス<FDX>が株価水準を切り上げ、ダン&ブラッドストリート<DNB>とニューコア<NUE>が高く、アゼク<AZEK>とオクロ<OKLO>が急伸した。半面、ベライゾン・コミュニケーションズ<VZ>やメルク<MRK>、ナイキ<NKE>が冴えない展開となった。

 ナスダック総合株価指数は404.542ポイント高の1万8188.593と大幅続伸した。メタ・プラットフォームズ<META>やアマゾン・ドット・コム<AMZN>、アルファベット<GOOG>が値を上げ、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>やテスラ<TSLA>が大幅高。エヌビディア<NVDA>が上伸し、ビアサット<VSAT>やルメンタム・ホールディングス<LITE>、インテュイティブ・マシーンズ<LUNR>が急騰した。一方、スーパー・マイクロ・コンピューター<SMCI>が売られ、スターバックス<SBUX>が軟調だった。

出所:MINKABU PRESS

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