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【注目】米住宅販売、過去5年間で最低のペースに

 不動産情報のレッドフィンによると、米住宅市場はパンデミック発生以来で最も鈍いペースで売買されており、住宅ローン金利は7%近く、住宅価格は前年比で4.8%上昇していると伝えている。

 平均的な住宅が契約に至るまでにかかった期間は54日で、これは2020年3月以来最長で、2022年の35日と比較するとかなり長い。住宅供給は現在5.2カ月分で、昨年の4.9カ月分から増加しており、買い手市場であることを示しているという。

 一方、保留中の販売件数は昨年から9.4%減少し、2023年9月以来最大の減少となった。高額な費用、異常気象、金利低下への期待により、購入者は慎重姿勢を崩していないが、新規物件の増加と僅かな金利低下により、間もなく活動が活発化する可能性があるとも報告している。

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