【材料】バンカメが決算 投資銀行とトレーディングが好調 NIIも予想上回る=米国株個別
(NY時間09:43)(日本時間23:43)
バンカメ<BAC> 46.90(-0.21 -0.44%)
バンカメ<BAC>が取引開始前に10-12月期決算(第4四半期)を発表し、純受取利息(NII)が予想を上回ったほか、投資銀行とトレーディングが好業績の原動力となったと説明した。投資銀行の手数料は43%増の16.9億ドルとなり、3年ぶりの高水準となった。
モイニハンCEOは声明で「あらゆる収益源が増加し、預金と貸付の伸びは業界平均を上回るものだった」と述べた。
同銀の決算は、FRBがほぼ5年ぶりに借入コストの引き下げに着手する中、米消費者および企業の現状を改めて示すものとなった。地政学的緊張やトランプ次期政権下での変化に伴う不確実性は残るものの、バランスシートは全体的に堅調さを維持している。
ただ、株価は小動きに留まっている。前日の他行の決算で好業績は織り込まれていた。
(10-12月・第4四半期)
・1株利益:0.82ドル(予想:0.77ドル)
・経常収益:253.5億ドル(予想:251.6億ドル)
純受取利息(NII):143.6億ドル(予想:141.2億ドル)
トレーディング:41.3億ドル
FICC:24.8億ドル
株式:16.4億ドル
ウェルス&投資マネジメント:60億ドル(予想:59.6億ドル)
・貸倒引当金:14.5億ドル(予想:15.7億ドル)
・平均株主資本利益率:9.37%(予想:8.75%)
・平均有形普通株主資本利益率(ROTCE):12.6%(予想:11.9%)
・バーゼルⅢ普通株Tier1比率:13.5%(予想:13.4%)
・標準化CET1比率:11.9%(予想:11.7%)
・貸出金:1.10兆ドル(予想:1.08兆ドル)
・総預金:1.97兆ドル(予想:1.95兆ドル)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
バンカメ<BAC> 46.90(-0.21 -0.44%)
バンカメ<BAC>が取引開始前に10-12月期決算(第4四半期)を発表し、純受取利息(NII)が予想を上回ったほか、投資銀行とトレーディングが好業績の原動力となったと説明した。投資銀行の手数料は43%増の16.9億ドルとなり、3年ぶりの高水準となった。
モイニハンCEOは声明で「あらゆる収益源が増加し、預金と貸付の伸びは業界平均を上回るものだった」と述べた。
同銀の決算は、FRBがほぼ5年ぶりに借入コストの引き下げに着手する中、米消費者および企業の現状を改めて示すものとなった。地政学的緊張やトランプ次期政権下での変化に伴う不確実性は残るものの、バランスシートは全体的に堅調さを維持している。
ただ、株価は小動きに留まっている。前日の他行の決算で好業績は織り込まれていた。
(10-12月・第4四半期)
・1株利益:0.82ドル(予想:0.77ドル)
・経常収益:253.5億ドル(予想:251.6億ドル)
純受取利息(NII):143.6億ドル(予想:141.2億ドル)
トレーディング:41.3億ドル
FICC:24.8億ドル
株式:16.4億ドル
ウェルス&投資マネジメント:60億ドル(予想:59.6億ドル)
・貸倒引当金:14.5億ドル(予想:15.7億ドル)
・平均株主資本利益率:9.37%(予想:8.75%)
・平均有形普通株主資本利益率(ROTCE):12.6%(予想:11.9%)
・バーゼルⅢ普通株Tier1比率:13.5%(予想:13.4%)
・標準化CET1比率:11.9%(予想:11.7%)
・貸出金:1.10兆ドル(予想:1.08兆ドル)
・総預金:1.97兆ドル(予想:1.95兆ドル)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース