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【材料】東洋電が続急騰、上期営業利益の上振れ着地と自社株買い発表を好感

東洋電 <日足> 「株探」多機能チャートより
 東洋電機製造<6505>が続急騰し昨年来高値を更新している。14日の取引終了後に発表した11月中間期決算が、売上高190億1500万円(前年同期比28.3%増)、営業利益7億6200万円(同4.1倍)、純利益8億円(同2.5倍)となり、従来予想の営業利益3億2000万円を大きく上回って着地したことが好感されている。

 交通事業でインドネシア向け大口案件の前倒し生産や民鉄向けが大きく増加。産業事業ではBCP(事業継続計画)対応など向けに発電・電源システムが伸長した。なお、25年5月期通期業績予想は、売上高370億円(前期比15.1%増)、営業利益13億円(同40.1%増)、純利益12億円(同28.3%増)の従来見通しを据え置いている。

 同時に、上限を30万株(発行済み株数の3.26%)、または3億円とする自社株買いを実施すると発表したことも好材料視されている。取得期間は1月15日から12月30日までで、株主還元の充実と資本効率の向上を図るのが狙いとしている。

出所:MINKABU PRESS

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