【市況】1月10日のNY為替概況
米ドル/円 <日足> 「株探」多機能チャートより
10日のニューヨーク外為市場でドル・円は158円87銭まで上昇後、157円23銭まで下落したが、戻し引けた。
米12月雇用統計が予想以上に強い結果となったため、連邦準備制度理事会(FRB)の利下げサイクル終了予想も浮上し、長期金利上昇に伴うドル買いが一段と強まった。その後、米1月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値が予想外に低下しドル買いが後退、株安に連れたリスク回避の円買いに反落。同時に、ミシガン大消費者信頼感の期待インフレ率が予想外に大幅上昇したため下げ止まった。
ユーロ・ドルは1.0311ドルから1.0215ドルまで下落し、引けた。
ユーロ・円は162円90銭から161円21銭まで下落。
ポンド・ドルは1.2320ドルから1.2193ドルまで下落した。
ドル・スイスは0.9130フランから0.9188フランまで上昇した。
【経済指標】
・米・12月非農業部門雇用者数:前月比+25.6万人(予想:+16.5万人、11月:+21.2万人←+22.7万人)
・米・12月平均時給:前年比+3.9%(予想:+4.0%、11月:+4.0%)
・米・12月失業率:4.1%(予想:4.2%、11月:4.2%)
・米・1月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値:73.2(予想:74.0、12月:74.0)
・米・1月ミシガン大学1年期待インフレ率速報値:3.3%(予想:2.8%、12月:2.8%)
・米・1月ミシガン大学5-10年期待インフレ率速報値:3.3%(予想:3.0%、12月:3.0%)
《KY》
提供:フィスコ