【材料】<動意株・10日>(前引け)=三光合成、わらべ日洋、日本スキー
三光合成 <日足> 「株探」多機能チャートより
わらべや日洋ホールディングス<2918>=4日ぶり大幅反発。9日取引終了後に3~11月期連結決算を発表し、売上高は前年同期比10.5%増の1692億8300万円、営業利益は同2.1%減の53億5100万円だった。営業減益となったものの、通期計画(36億円)を大幅に超過しており、これが買い材料視されている。主力の食品関連事業で国内外の新工場が寄与し、全体を牽引した。一方、3月に稼働を開始した入間工場の初期赤字や工場再編に伴う一時費用の増加などが利益面で響いた。なお、通期見通しは据え置いている。
日本スキー場開発<6040>=昨年来高値更新。ここ5日移動平均線をサポートラインとする上昇トレンドを形成してきたが、前日は全般地合い悪のなか利益確定売りが出て陰線で同移動平均線を下抜く形となった。しかし、きょうはリバウンド期待の買いが優勢となっている。同社は前日取引終了後に24年12月のスキー場来場者数を発表したが、前年同月比22.4%増の24万人と好調だった。訪日外国人観光客が増勢一途となるなか、コト消費であるスキー場への来客数増加にも追い風が強まっている。これをポジティブ視する買いを引き寄せている。
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出所:MINKABU PRESS