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【市況】東証グロース市場250指数先物見通し:小動きで横ばいか

NASDAQ <日足> 「株探」多機能チャートより

本日の東証グロース市場250指数先物は、小動きで横ばいの値動きを想定する。前日8日の米国市場のダウ平均は106.84ドル高の42,635.20ドル、ナスダックは10.80pt安の19,478.88ptで取引を終了した。雇用関連指標の強弱まちまちの結果を受け、寄り付き後、横ばい。9日がカーター元大統領の服喪の日で株式市場休場となるほか、今週末に控えている雇用統計発表待ちの調整売りが先行。さらに、長期金利の上昇に連れた売りに、下落に転じた。連邦準備制度理事会(FRB)が公表した連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(12月開催分)で堅調な成長が続くとの参加者の見通しが示され、相場は下げ止まった。終盤にかけダウはプラス圏を回復、ナスダックは小幅下落と、まちまちで終了した。本日の東証グロース市場250指数先物は、小動きで横ばいの値動きを想定する。夜間取引で小安く推移したが、日中でも新たな材料はなく、売り買い拮抗が予想される。テクニカル面でも、材料は乏しいが、13週移動平均線と26週移動平均線がゴールデンクロスを形成した場合、買いに勢いがつく可能性もあるだろう。なお、夜間取引の東証グロース市場250指数先物は前営業日日中終値比2pt安の630ptで終えている。上値のメドは635pt、下値のメドは625ptとする。

《SK》

 提供:フィスコ

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