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【注目】米経済は借入コスト上昇にもうまく対応できる

 FRBが12月のFOMCでタカ派な利下げ姿勢に方針転換を行ったことで、2025年のFRBの利下げ期待は後退している。いまのところ年内1回か2回の利下げに留まると市場は見ている状況。一部からはもうFRBは利下げはしばらくないとのタカ派な見方も出ている。

 借入コスト上昇による米経済への影響が気掛かりなところではあるが、ストラテジストは、「米経済は回復力があり、借入コスト上昇に比較的うまく対応できるはずだ」との述べている。

 あらゆる意味でFRBのコミュニケーションは利下げ期待の高まりを抑制するものだったと同ストラテジストは指摘。足元で労働市場は冷え込み、ついにはひび割れが見え始めているが、弱含みと呼ぶほどの状況でもなく、米経済は底堅く推移しているという。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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