【市況】<マ-ケット日報> 2024年12月30日
週明けの市場は日経平均が4日ぶりに反落。終値は前週末比386円安の3万9894円で2日ぶりに4万円台を割り込んだ。前週末の米株安の流れから売り優勢のスタート。日経平均は直近3日間で1250円も上げており目先筋の利食い売りが出やすくなっていた。一方、円相場は米国の状況から依然として先安感が強く、年明けには1ドル=160円台を目指しそうな流れにある。輸出株にはプラスだが国内的には輸入インフレを後押しするもので内需株にはネガティブに働きそうだ。
前週末の米国市場は長期金利の上昇が響いてダウ平均は6日ぶりに反落した。米国の足元の経済指標の強さや根強いインフレ傾向を受け、来年の利下げがペースがかなり鈍化するとの見方が主流になってきている。ここにトランプ政権による関税強化や減税政策がインフレを後押しする可能性が高く、長期金利は今年5月以来の高水準から一段上方を目指す状況にある。それでもダウ平均は一時500ドル以上下げていたが終盤は持ち直し気味に推移していた。
さて、東京市場は大納会を迎え日経平均が反落する1日に。今年最後の取引で明日からは6連休となる。そのため本日の売買は少し慎重になっており、小口の手じまい売りに押される展開となってしまった。チャートではボックス圏を上放れる形を依然として維持しており、新年相場は概ね堅調に推移しそうな雰囲気だ。米株高、円安が続くうちは日経平均のトレンドも安泰だろう。(ストック・データバンク 編集部)
前週末の米国市場は長期金利の上昇が響いてダウ平均は6日ぶりに反落した。米国の足元の経済指標の強さや根強いインフレ傾向を受け、来年の利下げがペースがかなり鈍化するとの見方が主流になってきている。ここにトランプ政権による関税強化や減税政策がインフレを後押しする可能性が高く、長期金利は今年5月以来の高水準から一段上方を目指す状況にある。それでもダウ平均は一時500ドル以上下げていたが終盤は持ち直し気味に推移していた。
さて、東京市場は大納会を迎え日経平均が反落する1日に。今年最後の取引で明日からは6連休となる。そのため本日の売買は少し慎重になっており、小口の手じまい売りに押される展開となってしまった。チャートではボックス圏を上放れる形を依然として維持しており、新年相場は概ね堅調に推移しそうな雰囲気だ。米株高、円安が続くうちは日経平均のトレンドも安泰だろう。(ストック・データバンク 編集部)