【市況】東証グロース市場250指数先物概況:年末高期待で4連騰
NASDAQ <日足> 「株探」多機能チャートより
12月27日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比8pt高の639pt。なお、高値は648pt、安値は631pt、日中取引高は4835枚。前日26日の米国市場のダウ平均は5日続伸。失業保険申請件数の予想外の減少で、長期金利上昇を嫌気した売りに、寄り付き後、下落。クリスマス祝日明けで動意乏しい中、年末にかけてのクリスマスラリーを期待した買いが根強く下値を支えた。その後、失業保険継続受給者数が3年来の高水準に達したことや7年債入札の強い結果を材料に金利が低下に転じると、終盤にかけて買いが強まり、ダウはかろうじてプラス圏を回復。ナスダックは買いが続かず、まちまちで終了した。本日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比変わらずの631ptからスタートした。朝方は小動きで始まったものの、すぐに上げ幅を拡大。円安進行を好感した買いや新年受け渡しによる買いポジションなどが観測され、グロース市場は堅調に推移した。午後に入ると利益確定売りや、週末の持ち高調整に押されたものの、年末高への期待は高く、4日続伸となる639ptで取引を終了した。東証グロ-ス市場の主力株ではジーエヌアイ<2160>やタイミー<215A>などが上昇した。
《SK》
提供:フィスコ