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【市況】アジア株 上海と香港が反発、中国習近平国家主席が年明け好スタートを切るよう要請

アジア株 上海と香港が反発、中国習近平国家主席が年明け好スタートを切るよう要請

東京時間11:08現在
香港ハンセン指数   19895.55(+195.07 +0.99%)
中国上海総合指数  3393.10(+31.65 +0.92%)
台湾加権指数     23046.18(+28.17 +0.12%)
韓国総合株価指数  2478.48(+21.67 +0.88%)
豪ASX200指数    8340.00(+26.00 +0.31%)

アジア株は総じて上昇。

香港株と上海株が反発、景気支援策期待が広がっている。中国の習近平国家主席は政府関係者に対し、2025年の経済社会開発事業を計画し、年明け早々好スタートを切るよう要請した。今年末から年明けにかけて何らかの景気支援策の発表があるだろう。ただ、消費者心理が大きく改善するような具体的かつ大胆な支援策を講じなければ中国株は軟調なまま2024年を終えるだろう。

20日に事実上の政策金利である中国ローンプライムレートが公表される。人民元安容認や金融緩和策を表明していることから、一部で金利引き下げが予想されている。ただ、引き下げたところで中国株式市場への影響は限定的だろう。仮に据え置きの場合は失望売りが広がる可能性がある。

香港市場では自動車や銀行、エネルギー、ハイテクなど幅広い銘柄が買い戻されている。
上海市場では電力や水道、ガスといった公益関連が大幅高。金融や資本財、コミュニケーションサービスも総じて上昇している。一方、北京万通新発展集団や華遠地産、珠海華発実業、北京首都開発など不動産株は下落している。

出所:MINKABU PRESS

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