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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(3):リッジアイ、リバーエレク、鳥越粉

リッジアイ <日足> 「株探」多機能チャートより
■Ridge-i <5572>  2,682円  +500 円 (+22.9%) ストップ高   本日終値
 Ridge-i<5572>が続急伸。前週末13日の取引終了後に発表した第1四半期(8~10月)連結決算が、売上高6億8800万円、営業利益1億円、純利益5100万円となった。前期末から連結決算に移行したため前年同期との比較はできないものの、前年同期の単独決算と比較して営業利益が20倍と大幅成長し、上期計画に対する進捗率も87%に及ぶことが好感された。カスタムAIソリューション事業で、生成AIなどのコンサル開発の大型案件の追加受注が貢献したほか、人工衛星データ解析で国土地理院やJAXA(宇宙航空研究開発機構)などの官公庁からの新規案件受注を獲得したことが寄与した。また、デジタルマーケティング事業で高利益の過去に制作した音楽ストックの配信サービスが想定を超えて伸長した。なお、25年7月期通期業績予想は、売上高26億1000万円、営業利益2億3000万円、純利益1億1500万円の従来見通しを据え置いている。

■リバーエレテック <6666>  454円  +80 円 (+21.4%) ストップ高   本日終値
 リバーエレテック<6666>がストップ高。同社は13日、世界初となる最小サイズのMHz帯ATカット水晶振動子「MDS-AT0806(仮称)」の開発に成功したと発表。これが材料視されたようだ。従来品である超小型ATカット水晶振動子「FCX-08」と比較して、体積は約60%減少、重量は約75%軽減され、驚異的な小型化を実現。既に海外メーカーの次世代製品向けに試作品を供給しており、今後も医療やウェアラブル分野などIoTが進展する社会で求められる小型・軽量化、省スペース化のニーズに対応していくという。

■鳥越製粉 <2009>  853円  +150 円 (+21.3%) ストップ高   本日終値
 鳥越製粉<2009>が後場ストップ高。午後3時ごろ、株主還元方針の変更を発表。従来は「配当性向40%以上を目標とする」としていたが、中期経営計画の期間中(24年12月期から26年12月期まで)は「配当性向100%を目標とする」と変更しており、好材料視された。なお、24年12月期配当金は決算確定後に具体的な金額を算定するとしている。同時に、25年6月末時点の株主から株主優待制度を拡充すると発表しており、これも好材料視された。現行制度では毎年12月末時点で5単元(500株)以上の株式を保有する株主を対象に、自社の小麦粉を使用した特製「そうめん」(1箱4000円相当)を贈呈していたが、変更後はこれに加えて、25年6月末時点で5単元以上の株式を3年以上継続保有する株主を対象に自社の小麦粉を使用した「久留米ラーメン」(1箱3000円相当)を贈呈する。

■GFA <8783>  471円  +80 円 (+20.5%) ストップ高   本日終値
 GFA<8783>が3連騰。前週末13日の取引終了後、中国EC大手である京東グループ(JDドットコム<JD>)と、日本における倉庫統合配線の改修プロジェクトを開始したと発表しており、好材料視された。GFAは京東グループのJD.com京東日本と連携し、日本国内の物流事業における戦略的業務連携を推進しているが、今回のプロジェクトはその一環。京東グループが所有する新浦安倉庫におけるネットワーク配線およびインフラストラクチャの整備・改修を目的としており、京東グループの持続的成長とインフラ強化を目的とする一連の取り組みの一環としても位置付けられているとしている。なお、同プロジェクトが25年3月期業績に与える影響は軽微としている。

■Pアンチエイ <4934>  891円  +150 円 (+20.2%) ストップ高   本日終値
 プレミアアンチエイジング<4934>は急騰。前週末13日取引終了後に8~10月期連結決算を発表し、売上高は42億3000万円(前年同期比19.6%減)、営業損益は6億2200万円の黒字(前年同期3500万円の赤字)だった。営業損益ベースで通期計画(1億5000万円の黒字)を大幅に超過しており、これが好感された。通信販売、卸売り販売ともに減少した一方、広告宣伝費を中心とした販管費の効率運用に取り組んだことが奏功し損益が大きく改善した。なお、通期見通しに変更はない。

■フォーサイド <2330>  209円  +35 円 (+20.1%)  本日終値
 フォーサイド<2330>が急伸。前週末13日の取引終了後に自社株買いを実施すると発表したことが好感された。上限を150万株(発行済み株数の3.44%)、または2億円としており、取得期間は12月16日から来年1月31日まで。経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行を可能とするためとしている。

■山王 <3441>  787円  +87 円 (+12.4%)  本日終値
 山王<3441>が大幅高。同社は13日取引終了後、25年7月期第1四半期(8~10月)の連結決算を発表。営業利益は前年同期比44.1%増の3億3800万円となり、通期計画の2億5000万円を超過した。売上高は同15.8%増の25億1600万円で着地。微細めっき技術の追求などによる品質向上や、製造工程の自動化、生産拠点管理の効率化などによる生産性向上に積極的に取り組んだことが奏功した。なお、通期業績予想については従来計画を据え置いている。

■HCH <7361>  2,041円  +185 円 (+10.0%)  本日終値
 ヒューマンクリエイションホールディングス<7361>が大幅続伸。前週末13日の取引終了後に自社株買いを実施すると発表したことが好感された。上限を23万9000株(発行済み株数の7.35%)、または2億2000万円としており、取得期間は25年1月6日から6月30日まで。株主還元の充実及び資本効率の向上を図ることが目的としている。

■PR TIMES <3922>  1,685円  +131 円 (+8.4%)  本日終値  東証プライム 上昇率3位
 PR TIMES<3922>が大幅反発。前週末13日の取引終了後、25年2月期に初配当10円30銭を実施すると発表したことが好感された。18期連続増収黒字という堅実な実績と、将来にわたる成長可能性とキャッシュフロー創出力の確立を踏まえ、株主との長期的かつ持続的な信頼関係を強化するのが狙いという。なお、今後はDOE(株主資本配当率)2%以上を基準とした配当を実施する方針という。

■アクシージア <4936>  567円  +44 円 (+8.4%)  本日終値  東証プライム 上昇率4位
 アクシージア<4936>が4日ぶりに急反発した。同社は前週末13日の取引終了後、取得総数120万株(自己株式を除く発行済み株式総数の5.0%に相当)、取得総額8億4000万円を上限とする自社株買いを実施すると発表した。機関投資家による売却意向に応じる形で、東証の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)を通じて取得し、需給への影響を回避する。取得した全株式について来年1月10日に消却する予定。発表を材料視した買いが入ったようだ。自社株の取得期間は16日から26日までとする。11月30日時点の自己株式は123万6600株。同時にアクシージアが発表した25年7月期第1四半期(8~10月)の連結決算は、売上高が前年同期比12.8%増の30億7900万円、最終利益が同88.8%減の2900万円だった。

●ストップ高銘柄
 ウインテスト <6721>  110円  +30 円 (+37.5%) ストップ高   本日終値
 さくらさくプラス <7097>  1,615円  +300 円 (+22.8%) ストップ高   本日終値
 イオレ <2334>  554円  +80 円 (+16.9%) ストップ高   本日終値
 ジオマテック <6907>  743円  +100 円 (+15.6%) ストップ高   本日終値
 など、12銘柄

●ストップ安銘柄
 カラダノート <4014>  492円  -100 円 (-16.9%) ストップ安   本日終値
 以上、1銘柄

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